CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

フェルナンド・E・ソラナス監督講演会  

快晴の土曜日、フェルナンド・E・ソラナス監督の講演会に行ってきました。
スペイン語もポルトガル語もほとんど聞き取れないのに、我ながら無謀です。
80人程度しかはいれない会場はすぐにいっぱいになり、立ち見も出ています。
10分ほど遅れて、ソラナス監督登場。
アルゼンチンの冬の時代に、体制に迎合することなく映画を撮り続けた反骨の人ソラナス。
さすがにオーラがあります。
1時間以上、水すら飲まず、熱く語ってくれました。

ソラナス監督は、60~70年代、軍事政権化にあったアルゼンチンで、反体制的なドキュメンタリーや社会を風刺した映画を撮り続けた社会派監督です。
一時は、フランスへ亡命し、祖国の現状を映画を通して世界に訴えたのです。
(講演会では、この時代の話をたくさんしていたと思います(推測))

社会派とはいっても、作品にはユーモアと愛があふれています。
その柔軟さは、講演会でもみられ、会場からはたびたび笑いが起こっていました。
今日は、お金払ってでも、日本語の通訳つければよかった…。
時代の生き証人でもあるソラナスのトークを理解できず、歯がゆかったです。

約1時間半話し続けたあとは質疑応答。
観客は、巨匠に対して臆することなく、次々に質問をしていました。
この積極性と気軽さは、ブラジル人の長所です。
大巨匠の講演会なので、大御所が集まって「あの頃」を語る会になるかも、と、予想していたのですが、まったく違っていて、観客の多くは若者でした。
これからのブラジルの映画界をしょって立つ若者たちが、巨匠の作品に興味を示し、講演会で質問を投げかけている姿に、妙に、感動してしまいました。

南米映画の未来は明るいデス!

映画祭で見た映画のワンポイント・レビューは後日、アップします。

ソラナス監督講演会の写真・記事はこちら(ポ語、スペイン語のみ)
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Posted on 2008/07/12 Sat. 11:20 [edit]

category: ラテン映画

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