CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

大盛り上がりの「ラテンビート映画祭」  

初日からほぼ毎日通っている「ラテンビート映画祭」。今年は例年以上にバラエティに富んだ作品ばかりで、大満足!
コッポラ監督&ヴィンセント・ギャロの「テトロ」は期待以上の完成度で圧倒されたし、
カルロス・サウラ監督の「フラメンコ×フラメンコ」は泣く子も黙る超一流の芸術品。
ロドリゴ・ガルシア監督の「愛する人」は正直、あまり期待してなかったけど、女の幸せについてしみじみ考えさせられ、
家政婦ラケルの反乱」では、満身創痍で奮闘するラケルに元気をもらえた。
ブラジル映画「ファベーラ物語」は、ファベーラ生活も悪くないね、と思わせる市井の人々の日常がやさしい視点で描かれていて好印象。

そして、一番のヒットは「わが父の大罪 麻薬王パブロ・エスコバル」。
コロンビアの麻薬王と恐れられたパブロの息子セバスティアン・マロキンが、大人になり、父によって殺された政治家の息子たちと対面するまでを追ったドキュメンタリーで、リアルな「ゴッドファーザー」の世界が描かれていた。
来日したゲストのマロキン氏は、まん丸体系の愛嬌のあるお兄さんだったが、マイケル・コルレオーネのように、マフィアの父の後を継いでいたかもしれない、と思うと、鳥肌が立った。
日曜の上映後の会場には、パブロの故郷、コロンビアのメデジン出身の人や、ニカラグア人、エルサルバドル人なども来ていて、それぞれの国の実情や麻薬取引に対する考えを語ってくれ、朝まで討論してほしいぐらい盛り上がっていた。
“憎しみの連鎖”を断ち切る決断をしたマロキン氏、そしてマロキン氏を受け入れた被害者家族の勇気に心底感動…。
マロキン氏は、会場からの割れんばかりの拍手に対し、
「父によって殺された被害者家族にこの拍手を捧げます」と、締めくくった。

ラテンビート映画祭、新宿は23日までですが、10月8日から11日まで横浜でも上映します!
10月9、10日は横浜ジャズプロムナードもありますしー、ラテン映画とジャズをまとめて楽しめるまたとないチャンスです!
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Posted on 2010/09/21 Tue. 17:41 [edit]

category: 映画賞・映画祭

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