CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

バイオレンス映画の中のブラジルとニッポン  

カルナバル休暇が明けたというのに、東京の夏のように暑いサンパウロ。
気持ちもダラダラで、まだまだ休暇気分です。
そんな中、昨晩は、部屋でバイオレンス映画の2本立て。
まずはブラジル映画の不朽の傑作「シティ・オブ・ザ・ゴッド」。
何度見ても新しい発見があり、奥の深い作品です。
日本公開バージョンでは見れなかったシーンもたくさん盛り込まれていて、あのシーンの理由はそういうことだったのねえ~、と再確認。
長くなった分、若干スピード感は落ちてますが、この映画を見るのは3度目なので、それもまた楽し。

続いては、TVで放送していたスティーブン・セガール主演映画「イン・トゥ・ザ・サン」。
セガール物はまったく興味なし、なのですが、半分、寝ながらダラダラ見るとけっこう面白い。
東京が舞台のヤクザ映画で、大沢たかお、豊原功輔、栗山千明らが、かなり頑張ってアクションしてました。
とくに大沢たかおは、頭キレちゃってるB級極悪人になり切っておりました。
繊細な役から、この手のバカ者役まで演じきれるのが彼のよさ。年とっても味のある脇役等々で活躍してくれそう。
全てポルトガル語吹き替えだったのがちょっと残念。

しかし、風変りなハリウッド版日本のヤクザ映画(?)をみて、ブラジル人は、またまた間違った日本観を持つのだろうなあ。日本人は、誰でも日本刀を持っている、と思ったりして…。
そういう自分も、日本で「シティ・オブ・ザ・ゴッド」を見たときは、ブラジルはどこでも子供が銃をぶっ放す怖~いところ、と思っていたのですが。

ここブラジルは、映画で描かれる「犯罪の坩堝」という姿も一部では真実として存在するようなのだが(ニュースでしか知りませんが)、一方、大多数の人は、助け合いの心が強く、陽気で、人間味あふれ、誰とでも友達になれる平和主義者です。

年寄り、妊婦、子供など、弱者をケアする精神が強く、電車の中で席を譲るのは当たり前。
重いものを持って立っていたら、座っている人が代わりに持ってくれるし、
誰かが道端で転んだら、4,5人すぐに駆け寄るし、転んで捻挫した人のために奔走し、氷をもらってきてくれたり…。
先日は、300円弱で買った使い捨て傘を店に忘れたままにしていて、1週間後にまた行ったら、私の顔を見るなり「傘、あるわよ~」と、言ってくれたり…。
などなど、ブラジルで遭遇した、ちょっとした感激の親切話は、数えだしたらきりがない。

こういった、暴力とは無縁のブラジル国民の真の姿を描いた映画が、もう少し世界に広まってもいいのになあ、と思う今日この頃デス。
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Posted on 2009/03/06 Fri. 23:16 [edit]

category: ブラジル・南米の話題

thread: 私が観た映画&DVD - janre: 映画

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