CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

東京国際映画祭でブラジル映画「ニーゼ」がグランプリ&女優賞(グロリア・ピレス)を受賞しました~!!  


Parabens !
受賞おめでとうございます!!
頑張って英語で話してくれたベリネール監督も喜んでいるだろうなあ。
授賞式に行きたかったです!

TIFFのコンペ部門に出品されていたブラジル映画「ニーゼ Nise da Silveira: Senhora das Imagens」は、実在する精神科医ニーゼの活動を真摯に描いた感動作です。
1940年当時は、精神疾患患者へのロボトミー手術や電気ショックが日常的に行われていた
時代。女医のニーゼは、患者を人間扱いしない精神病院と対立しながら、ユング理論を実践し、患者をクライアントと呼んで、絵を描かせ始めます。

精神病院が舞台の映画は「カッコ―の巣の上で」「エンジェル・アット・マイ・テーブル」など、傑作がたくさんありますが、この作品はそのどれとも違ったテイストに仕上がっていました。
監督がドキュメンタリー出身で、当初はドキュメント作品を撮るはずだったようで、自殺や拷問等の悲劇的な展開や、家族との涙の抱擁などお涙頂戴には走らずに、夢中になって絵を描くクライアントたちの表情や、絵の色使いの変化などが印象に残るハートフルな作品でした。

主演女優はブラジルでは超有名なグロリア・ピレス。コメディもテレビドラマもこなすマルチな女優ですが、最近では、ルーラ前大統領の伝記映画のルーラの母親役や、「Flores Raras」で実在するレズビアンの建築家役など、硬派な映画にも数多く出演しています。

米国アカデミー賞が好きそうな作品なので、外国語映画部門ノミネートや女優賞は十分あり得ます。ぜひ、日本でも公開してほしい作品です。

予告編

ニーゼ Nise da Silveira: Senhora das Imagens
ホベルト・ベリネール Roberto Berliner監督、グロリア・ピレス、ファブリシオ・ボリベイラ、アウグスト・マデイラ出演
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Posted on 2015/10/31 Sat. 17:42 [edit]

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