CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

チリ映画の名作「マチュカ」  

2009年もついにカウントダウンとなりました。
陽気で楽天的なラテンの国ブラジルに別れを告げ、故郷ニッポンに戻ってきたら、世は大不況真っ只中。心も懐も寂しい日々を送るはめになりました…。
天国からいっきに地獄へ突き落とされた気分になりましたが、「楽あれば苦あり」は世の常ですからね~。
ラテン社会で培った楽天主義を忘れずに、来年も、なんとかなるさ~♪で乗り切ります!

年の瀬のご挨拶はこの辺にして、今日、TSUTAYAにいったらチリ映画の名作「マチュカ 僕らと革命」が新作コーナーに並んでおりました!
ツタヤさん、ありがとー!
(ツタヤのネットレンタル[DISCAS]は、こちらから入れます)

2年間、さまざまなラテン映画を見てきましたが、「マチュカ」をブラジルのTVではじめて見たときの衝撃は忘れません。
レビューはこちら

未見の方は、ぜひご覧下さい!!
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Posted on 2009/12/28 Mon. 20:17 [edit]

category: 映画情報

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マラドーナ&クストリッツア  

待ちに待ったクストリッツア最新作「マラドーナ」がついに日本で公開になりました!
クストリッツア映画好きと、サッカー好きの人で、平日だというのにほぼ満席。さすがは英雄マラドーナ!
2年間待ち焦がれた夢の競演作を前に、私は見る前から、すでに興奮状態…。

無類のサッカー好きで知られるクストリッツア監督が、アルゼンチンの英雄ディエゴ・マラドーナの真の姿に迫ったこの作品は、監督へのマラドーナへの思いがぎっしり詰まっている。過去の輝かしいドリブル&シュート・シーン、英米を厳しく批判し、カストロやチェ・ゲバラを礼讃する攻撃的なマラドーナ、コカイン中毒で醜く太ったマラドーナ、家族を悲しませたことを悔恨するマラドーナ…。
さまざまな顔を持つマラドーナの姿が、何度も何度も繰り返し映し出される。

英米中心の帝国主義をちゃかしたようなクストリッツアらしい皮肉たっぷりのユーモアも盛り込まれているので、マラドーナの過激発言もどこか劇画っぽく、笑いを誘う。
イギリスもアメリカも、FIFAのお偉いさんも、マラドーナにかかったらすべてがクソ野郎。庶民の味方、「反権力」こそがマラドーナ!
それは、アルゼンチン国民、いや世界中のマラドーナ・ファンが望む姿であり、彼は“マラドーナ”というアイコンを自分自身で作りあげ、それを演じているのだ。

一方、コカイン中毒でボロボロになったマラドーナもまた真の姿だ。「娘が成長している貴重な時間に、自分はラリっていた」と、過去の過ちを素直に認め、ドラッグにおぼれたことを延々と後悔する。そんな情けないけど素直なマラドーナをみると、ヤンチャ坊主の失敗をつい許す気になってしまう。すべてにつけてお騒がせ男。完璧からはほど遠いからこそ、人は彼を憎めない。そこが彼の魅力なのだ。
意外だったのは、彼の妻の発言である。あれだけのスターなので、何度も妻を変えているのかと思っていたら、意外や意外。最初の妻クラウディア(正式には元妻)が、今でもマラドーナの側にしっかりと寄り添っているのだ。彼女は、破天荒なマラドーナの最愛の信奉者であり、何があっても彼を見捨てない強さを持っている。
クストリッツアの問いに「苦難を乗り切ったのは自分」と言いきった彼女の発言は、いかにマラドーナと共に生きることが大変だったかを物語っている。

(タイガー・ウッズの妻も、クラウディアのようであったなら…。
金目当ての自称愛人どもも、この映画見ろーっ! 
そんな女たちを好むウッズにも責任はあるけど、選ばれし天才の私生活に、品行方正を望むこと自体が陳腐…)

などなど、この映画を見ている最中は、様々なことに考えが及び、脳みそフル回転の興奮状態に陥ったが、もっとも印象に残ったシーンは、ベオグラードの名門チーム、レッドスターの本拠地で、マラドーナとクストリッツア監督がパスをするシーン。
サッカー少年に戻って球蹴りを楽しむオッサン二人の少年のような無邪気さがたまらなくキュートで、やっぱりこの二人のファンは辞められないわ~と再確認した。

この映画の直後、マラドーナが代表監督になり、来年はいよいよワールドカップ本戦。
何か、大きなことをやらかしてくれろうな予感でワクワクである。
マラドーナのその後を追った第2弾が作られると信じたい!
あまりに思い入れが強すぎ、とっちらかり気味のレビューになってしまいましたが、とにかく楽しいから、見てみて下さい!!

最後にもう一言:マラドーナを神と崇める「マラドーナ教」とその信者たちには爆笑。洗礼は神の手ゴーーーール!!
先日のアンリの“疑惑の手”ゴールとは格が違いますヨ!


マラドーナ MARADONA BY KUSTURICA
エミール・クストリッツァ監督、ディエゴ・マラドーナ出演

Posted on 2009/12/23 Wed. 14:23 [edit]

category: 映画レビュー

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Gグローブ賞にチリ映画ノミネート!  

年の瀬恒例のゴールデン・グローブ賞ノミネート作品が発表されました!
最近、USA映画情報をマメにチェックしていないのですが、ハリウッドの華やかさを楽しめそうなミュージカル「NINE」と、ラップのリズムを体感できそうな「プレシャス」が気になるところ。
助演男優賞は、「イングロリアル・バスターズ」のクリストル・ヴァルツで決まり!!

外国語映画部門にはチリ映画の「メイド LA NANA」が選ばれました。
この作品はサンダンス映画祭で大賞をとった、あるメイドの物語。
カンヌ・パルムドールのハネケ作品「ホワイト・リボン」、同グランプリの「ア・プロフェット」、トルナトーレ作品「バーリア」、そしてアルモドバルの「抱擁のかけら」と、泣く子も黙る強敵揃いですが、もーし受賞すれば日本公開もあるかも?!

発表は1月17日。そのほかのノミネート作はこちら

Posted on 2009/12/21 Mon. 11:43 [edit]

category: 映画賞・映画祭

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瞳の奥の秘密  

気まぐれCINEMAレビュー(ラテン映画)に、先日スペイン映画祭でみたアルゼンチン映画「瞳の奥の秘密 EL SECRETO DE SUS OJOS」のワンポイント・レビューをUPしました。
Marysolさん、感謝です Muchas Gracias!

Posted on 2009/12/20 Sun. 11:52 [edit]

category: 映画レビュー

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GGベルナル&Dルナ新作、日本公開決定!  

ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ、メキシコ映画界2トップ主演のコメディ映画「ルドandクルシ Rudo y Crusi」が、来年2月、日本で公開されます!(シネマライズ、新宿バルト9ほか)
監督はアルフォンソ・キュアロンの弟カルロス・キュアロン。
プロデューサーはあのイニャリトゥ!!
これはさすがに洋画不況の日本でも、外せないでしょう。
どうやらコッテコテのコメディらしいので、ポップコーンとビールを持ちこんでゆる~く見るのが楽しそう。
久々のディエゴ&ガエル作品。待ち遠しい!

Posted on 2009/12/10 Thu. 12:13 [edit]

category: 映画情報

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