CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

生マラドーナ!アルゼンチン代表観戦記  

3月28日土曜日、夢にまで見た憧れのサッカー・アルゼンチン代表の南米予選を本場ブエノスアイレスで観戦してきました!

アルゼンチン一の有名人、泣く子も黙るマラドーナが監督となっての初公式戦ということで、盛り上がらないわけはありません。
アルゼンチン代表のユニフォームを着た子供連れのファミリー、サッカー命!の大応援団、そしてサッカー好きの外国人(私たち)などなど、観客層は様々ですが、みんながマラドーナ率いるアルゼンチン・イレブンの晴れ舞台にワクワクし、気分は自然と高まっています。
futebol1.jpg

競技場前の道では、一時、人があふれ、すし詰め状態になったものの、入場してからは終始和やかな雰囲気。
昨年見にいったブラジル代表戦に比べて、アルゼンチンの観客は、のんびりしているなあ、というのが第一印象です。
それでも、選手たちの練習が始まり、マラドーナがピッチに姿を見せた途端、会場は一つになり、拍手喝采、アメアラレ~!!みんなでマラドーナのテーマ曲を大合唱!
maradona.jpg

マスコミのカメラ&マイクに囲まれながら、手を後ろに組み、ノッシノッシとゆっくり歩くマラドーナの御姿。この目で拝めただけでも夢のようです。


試合前には、アグエロ選手が生まれたばかりの赤ちゃん(マラドーナの孫)を抱いての記念撮影もあったり…と、大出血のファン・サービス。このまま、イベントだけで終わっちゃったりして?!
などなど、試合前は、終始マラドーナ一色だったのですが、7時のキックオフと同時に雰囲気はがらりと変わり、主役はやっぱりアルゼンチン代表イレブン!

前半26分には、新10番を背負ったスター選手メッシが、早い切り込みで、ゴーーール!
相手が格下ベネズエラとはいえ、手を抜かないメッシのプレーに惚れボレ。

大人も子供も老人も、みんな食い入るように試合を見ていて、前に立ったりムダ口でも叩こうものなら、叱られそう。真剣に見ながらも、やたら声が大きくて口数の多いブラジルの観客とは、少々雰囲気が違います。
惜しいシーンには、一同が溜息、好プレーにはみんなで拍手、と、誰が音頭を取るわけでもないのですが、見事にそろっています。


後半開始早々には、ちょっぴり男前になった?猛者テベスがあーっという間の2点目。
モタモタせず、あれよあれよ、という間に点が入ってしまう早送り並みのスピード感。
同じ人間とはとても思えない…。

アルゼンチン代表は小柄な選手が多いので、セットプレーからのヘディング攻撃はほとんどないのですが、その分、動きが速くて、ボール&選手の動きを目で追うのが忙しいったらありゃしない。まるでテニスの試合を見ているようです。

後半6分には、ロドリゲスが技ありー!の3点目、そして、28分には、マラドーナ監督の娘婿アグエロが華麗にゴーール!
終わってみれば、圧勝の4対0。
マラドーナ監督もご満悦で、ピッチを去って行きました。

アルゼンチン対ベネズエラ戦のフォトアルバムはこちら

最後にもう一言;
後半途中、代表に復帰したスキンヘッドの熱血男ベロンが入ったときの執拗なブーイングには、少々悲しい気分になりました。何が原因か事情は知りませんが、南米のサッカーファンは、手厳しいからなあ。

翌日、ブラジルはエクアドルと引き分けに終わり、なんと再び4位転落…。
世話になってるブラジルも応援しないとバチが当たりそう…。
Maradona !!

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Posted on 2009/03/31 Tue. 23:25 [edit]

category: スポーツ

thread: アルゼンチン - janre: 海外情報

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スラムドッグ$ミリオネア  

☆スラム街で兄サリームと暮らす少年ジャマールは、暴動で母と家を失い、孤児の少女とともに、放浪生活をはじめる。子供を傷つけ、物乞いをさせる男の元から逃げた二人は、盗みや詐欺を働きながら、生き伸びていくが…。

ブラジルにもファベーラと言われるスラム街が存在するが、インドのスラム街ほどの悲壮感はない。国民性もあるかもしれないが、ブラジルのファベーラは、電気もガスも水道も(たぶん不法で)通っているし、テレビはもちろん、インターネットが使える家もある。
インドのスラム街の様子も知っているほどではないのだが、バスの窓からみた限りでは、ブラジルのファベーラよりも、状況は深刻だ。
そんなスラム街で生まれ育った少年が、大金をかけたクイズ番組で勝ち上がっていく、という、夢のような奇抜な設定がまず面白い。
さらに、そこで出題される問題と、少年の過去の生活がオーバーラップするという展開も、OTIMO!
スピード感があり、少年少女たちの素直な演技にも好感が持てたし、子供たちを食い物にするアクドイ大人たちも、それぞれ個性がある。
非の打ちどころのない愛と涙と感動、そして奇跡の成功物語、といってよいだろう。

「いい映画だね」と、隣に座っていたブラジル人カップルも感心していたし、エンタメ作品としては優良ではあるのだが…。
ミュージカルと聞いていたので、ボリウッド映画のようなハチャメチャさを期待してしまった分、「なんだかなあ。普通だなあ」というのが率直な感想。
緊張のファイナルアンサー?!のシーンで、ボリウッド映画なら、突然、歌とダンスが始まるのになあー。
もちろんアカデミー賞をとっただけあって質は高いと思うのだが、なんだかディズニー映画の実写版のようで、ひねくれ者には少々物足りない。
せめて殺し屋の道を選んだ兄ちゃんの生き様を、もう少し描いてくれたら、王道嫌いの私のような観客もそこそこ感動できたのではなかろうか?

それはともかくとして、日本の子供達にはぜひ見てほしい映画である。
インドという国や、スラム街の暮らし、家のない子の存在を知るだけでも、とても勉強になります。

ブラジルにもストリート・チルドレンはたくさんいて、彼らを見るたびに悲しくなり、でも、足を止めることなく、見て見ぬふりをしてしまいます。
今朝は物乞いの子供に
「おばさん、朝ごはんのお金ちょうだい」と言われ、
「おばさんじゃないよ、お姉さんだよ。お金が欲しいなら嘘も方便だよ」と、教えてあげたかったけど、言えず終い。次回こそは、知らんぷりせず、教えてあげるわ!

スラムドッグ$ミリオネア SLUMDOG MILLIONAIRE
ダニー・ボイル監督、デヴ・パテル、マドゥール・ミタル、アニル・カプール出演


最後にもう一言:子ども時代はヒンズー語だったのに、青年になっていきなりすべての会話が英語、というのに違和感あり。だれに英語を教わったのか、最後まで気になってしまった。

Posted on 2009/03/21 Sat. 09:55 [edit]

category: 映画レビュー

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ブエノスアイレス映画祭09  

25日から始まる「ブエノスアイレス映画祭」、今年は1、2本見てこようかなあ、といった程度に無関心なのですが、日本の映画も何本か上映予定ですのでご紹介。
注目は、園子温監督の「愛のむきだし」。
鬼才と呼ばれて○年?!着実に、国際映画祭の常連監督になっているようです。
ずいぶんと長ーい映画のようですが、ブエノスアイレスで受けるかどうかは未知数です。
そして毎度おなじみ北野武監督は「アキレスと亀」を上映。こちらは無難に受けるでしょう。
ほか、諏訪敦彦監督作品の助監督をやっていたという吉田コウキ監督の「SHOREI X」、横浜聡子監督の「ジャーマン+雨」などが上映されます。

Posted on 2009/03/20 Fri. 04:49 [edit]

category: 映画賞・映画祭

thread: アルゼンチン - janre: 海外情報

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野球&サッカーなどなど  

今頃、日本ではWBCで盛り上がってるんだろうなあ、と、遠い国から想像しながら書いています。
幸か不幸か我が家では、NHKが見れません。
北京オリンピックでのバッシング報道にうんざりし、ドラゴンズからの選出がなかったせいもあり、今回のWBCには、まったく注目していなかったのですが…。
「韓国に負けた」というニュースには、さすがに反応してしまいました。
またまた4年前のように、大どんでん返し、なるのでしょうか?!
楽しみです!


ここブラジルでは、野球のニュースは、当然のように皆無。
サッカーサッカーまたサッカーです。
先日キューバに行った時には、ベネズエラの野球中継まで見れたのですが…。同じ中南米でもまったく違うんですよねえ。

その野球大国ベネズエラと、サッカー大国アルゼンチンの試合が、3月28日(土)にブエノスアイレスで開催されます。
しつこいですが、野球じゃありませんよ、サッカー。
大事な大事なワールドカップ南米予選。
アルゼンチン代表監督はもちろん、

神の手、マ・ラ・ドーナー!!

いったいどんな興奮が待っているのか、今からワクワクドキドキです。

Posted on 2009/03/19 Thu. 03:48 [edit]

category: スポーツ

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ピーター・ガブリエルが南米ツアー!  

昨日、お伝えしたばかりのグアダラハラ、どうやら映画祭直後の29日には、ピーター・ガブリエル卿のライブまで行われる模様。
クストリッツア監督だけじゃなく、ピーガブまで呼んでしまうなんて、グアダラハラ、おいし過ぎ。
行きたーい!! と、今さら地団駄踏んでも、どうにもならず…。

ピーター・ガブリエル、今月は、アルゼンチン、チリ、ペルー、メキシコでのラテンアメリカ・ツアーが組まれているのですが、残念ながらブラジルはスルーしてます。
ブラジルでは人気ないのかなあ?

ちなみに、3月~4月のサンパウロは、バート・バカラック、ライザ・ミネリ、キッスにアーハー、ディープ・パープルまで、おじサマ&おばサマもびっくり!の、往年の大スターのライブが毎夜のように予定されております。

[ピーター・ガブリエル 南米ツアー予定]
March 20 Lima, Peru / Esplanada Del Monumental
March 22 Buenos Aires, Argentina / Estadio Velez Sarsfield
March 24 Santiago, Chile / Arena Santiago
March 27 Mexico City / Distrito Federal
March 29 Guadalajara, Mexico / Jalisco
March 31 Monterrey, Mexico / Nuevo Leon

Posted on 2009/03/11 Wed. 09:19 [edit]

category: 音楽

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