CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

SSフィルム・フェスでブラジル映画特集  

6月6日から14日まで、ラフォーレ原宿と六本木ヒルズ、そして横浜みなとみらいで行われる「第10回ショートショート・フィルムフェスティバル」。
今年は日本とブラジルの交流年ということで、ブラジル映画が特別上映されます。
「ALPHAVILLE 2007 D.C,」は、時代遅れのカウボーイが現代のブラジルに現れ、大暴れする西部劇風ブラック・コメディで、昨年のサンパウロ国際短編映像祭で一番人気だった作品です。
「Saliva」は未見ですが、こちらも話題になりました。

「ショートショート…」のブラジル映画ラインナップはこちら

また、ブラジル人のカリン・アイヌーKarim Ainouz監督(「スエリーの青空」「マダム・サタン」)が来日し、セミナーが行われる予定です。
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Posted on 2008/05/30 Fri. 19:29 [edit]

category: ブラジル映画

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ラテン系映画、この夏続々日本公開!  

衝撃作「シティ・オブ・ゴッド」の続編「CIDADE DOS HOMENSシティ・オブ・メン」が、8月9日から日本で公開(シネ・アミューズ)されます。監督も主演も違うので、完全な続編ではなく、衝撃度もまったく違いますが、リオのファベーラで生きる若者達の姿をリアルに描いた人間ドラマです。「シティ・オブ・ゴッド」とは比較せずに、別ものとして見たほうが楽しめるかも。

ガルシア・マルケス原作、ハビエル・バルデム主演のラブ・ストーリー「コレラの時代の愛」の日本公開(シャンテ・シネ、ル・シネマ)も決まったようです。
正直、超おススメ作品ではないのですが、こちらは、原作との違いを分析してみるのもよいかも ?

Posted on 2008/05/30 Fri. 01:22 [edit]

category: 映画情報

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カンヌ映画祭07の審査員賞受賞作「Luz Silenciosa」  

ただ今、フランスではカンヌ映画祭の真っ最中。
そんな中、ブラジルでは、去年のカンヌで審査員賞を受賞したメキシコ映画「Luz Silenciosa」が公開になりました。
ウワサには聞いていたけど、それはそれは、不思議な世界で…。

☆主役はロシア・メノナイト派のヨハン一家。彼らは、メキシコに住みながら、ロシア語(?らしき言葉)を話し、テレビも電話も持たず、現代とは思えない質素な暮らしを続けている。
一家の主ヨハンは家族思いで、宗派の規律をしっかると守っているものの、一方で、同じ宗派の女マリアンヌをも愛してしまう。

ロシア・メノナイト派というのは、アーミッシュのような暮らしをしている人々で、現代社会に迎合せず、古いしきたりを守り続けている超保守派。そんな彼らの静かな暮らしぶりを、ドキュメンタリーのように、ゆっくり、淡々と、超長まわしで、カメラは追い続ける。

メキシコ平原の夜明けのロング・ショットから始まり、平原にまっすぐ伸びた砂利道のワン・カット、そして、ヨハン一家の長ーいお祈り、一人家に残され孤独に座るヨハンのアップ…。
長回しの連続で、はじめはそのリズムについて行けず、正直戸惑った。
でも、その長回しに慣れてくると、今度は心地よくなり、長回しと、自分の集中力、どちらが先に切れるか、などなど、根競べなどして楽しんでしまった。

単に、メノナイト派の人々の暮らしぶりを長回しテクを使って紹介するだけなら、ドキュメンタリーのほうがリアルでいいのだろうが、この映画にはドラマがある。
後半30分に、いきなり大きな波乱があるのだ。
それまでの2時間弱が、あまりに静かで単調な世界だっただけに、その展開に、客席からは思わずどよめきが起こるほど。
しかもその波乱が、1回でなく2回も起こるのだ。

映画の始めと終わりで、こんなにも感じ方の違う映画も珍しい。でも、それが不思議と違和感はなく、うまい具合につながっているのである。

カメラの長回しといえば、タルコフスキーや相米監督らが有名だが、レイガダス監督も、名監督たちに引けをとらない長回しテクニシャン(?)と言えるだろう。
カンヌやベルリン映画祭での受賞も納得の秀作だ。

ただし、一般受けする映画ではない。前に座っていた若者は、ずーっと眠っていたし、私も、もし寝不足で見たら、寝息をたててしまっていたはず。
この独特のリズムを持った世界、はまると面白いが、まったく受け付けない人も多いだろう。
正直、静かな映画は苦手なほうなのだが、この映画には珍しくハマった。
カウリスマキ監督作品を、より淡々と個性的にした映画、とでも言ったらいいのか。
でも、ちょっとテイストは違うしなあ(即、撤回)。
とにもかくにも、カルロス・レイガダスという映画監督、只者でないことだけは確かである。次回作にも期待大!

Luz Silenciosa (2007年・メキシコ)
Carlos Reygadas監督、Cornelio Wall、Elizabeth Fehr、Maria Pankratz出演

Posted on 2008/05/24 Sat. 04:35 [edit]

category: 映画レビュー

thread: 公開予定前の映画 - janre: 映画

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カンヌにマラドーナ&クストリッツア登場  

再三お伝えしているクストリッツア監督のドキュメンタリー「Maradona By Kusturica」が、カンヌで上映されました!ブラジルのNEWSでも、大きく取り上げられております
予告編の映像はこちら

Posted on 2008/05/22 Thu. 04:52 [edit]

category: 映画賞・映画祭

thread: アカデミー賞/映画賞関連 - janre: 映画

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カンヌ映画祭開幕!  

14日からスタートした今年のカンヌ映画祭の大注目、クストリッツア監督の「MARADONA BY KUSTURICA」は、20日にお披露目される模様です。

コンペ部門のメイレレス監督作品「Blindless」(08年11月日本公開予定)は、ブラジルでも大々的に取り上げられています。J・ムーアとGGベルナルの間に割り込んだ木村佳乃の艶やかな着物姿が目だってました。

W・サレス監督&ダニエラ・トーマス監督の「Linha de Passe」は17日に上映予定。
このコンビで監督した「TERRA ESTRANGEIRA」(1996年)が大のお気に入りなので、「Linha de Passe」も期待大!

ほか、ブラジル作品では、個性派役者マテウス・ナシュテルゲーレ(「Amarelo Manga」など)が監督した「A FESTA DA MENINA MORTA」が、ある視点部門でノミネートされているほか(21日上映予定)、
サンバのルーツを追ったドキュメンタリー映画「O Misterio do Samba」も上映される模様です。

見てないけど勝手にパルムドール予想!
予告編みたら面白そうだったアルゼンチン映画「Leonera」(パブロ・トラペロ監督)も気になる…(刑務所内で出産した女囚たちの物語。R・サントロも出ています)。

ですが、やはりここはブラジル映画にぜひ受賞してもらいたいので「Linha de Passe」に1票!

Posted on 2008/05/15 Thu. 12:15 [edit]

category: 映画賞・映画祭

thread: 映画情報 - janre: 映画

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