CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

08アカデミー賞はコーエン兄弟!  

恒例のアカデミー賞。
日本にいるときは、職場のネットで人の目を盗んでチェックしていたのですが、今年は家でビール飲みながら授賞式を見ています。
ブラジルでもアカデミー賞は大注目されていて、最大ネットのグローボで生中継しています。
「No Country for Old Men」の作品賞と監督賞のダブル受賞に歓喜!!
残念ながら、作品はまだ見ていないのですが、「バートン・フィンク」のカンヌ受賞以来、ずーーーーっと追いかけ続けてきたので、ついにきたか!という感じ。
受賞を機に毒が抜けるなどということなく、今までどおり個性的作品を撮り続けてほしいです。

主演女優賞のマリオン・コティヤールと助演女優賞のティルダ・スウィントンはともに初受賞ということで、喜びが伝わってきました。
とくに、ティルダ・スウィントンは個性派女優として以前から注目していたので個人的にもうれしい受賞です。

主演俳優はDDルイスが手堅く受賞。
J・デップは、これぞ演技派!といえる作品できっと受賞できるはず。次回に期待!
以下、主な受賞。

作品賞:「No Country for Old Men」
監督賞:ジョエル&イーサン・コーエン(「No Country for Old Men」)

主演男優賞:ダニエル・デイ・ルイス(「There Will Be Blood」)
主演女優賞:マリオン・コティヤール(「La Vie En Rose/エディット・ピアフ」)

助演男優賞:ハビエル・バルデム(「No Country for Old Men」) 
助演女優賞:ティルダ・スウィントン(「Michael Clayton」)

外国語映画賞:「ヒトラーの贋札」(オーストリア)
スポンサーサイト

Posted on 2008/02/24 Sun. 16:58 [edit]

category: 映画賞・映画祭

tb: 0   cm: 0

ハルとナツ no BRASIL  

橋田ドラマ「ハルとナツ」が来週、2月25日の夜10時から、ブラジルの全国ネット「BAND」で放送されます。
日本のテレビドラマ(アニメではなく)が、ゴールデンタイムに全国ネットで放送なんて驚きです。
これも「日本移民100周年」の盛り上がりのおかげです。
好き嫌いは別にして、日本の一般大衆向けドラマのリアルな姿を、ブラジル人にお伝えできるのは、うれしいこと。
橋田先生もきっと、遠い日本で喜んでいるのでは?

BANDのURLはこちら

Posted on 2008/02/23 Sat. 15:51 [edit]

category: ブラジル映画

tb: 0   cm: 0

Wサレス監督の隠れた名作「Terra Estrangeira」  

☆☆ブラジルでは、ウォルター・サレス監督の「セントラル・ステーション」以来、10年ぶりに「tropa de elite」が金熊賞を受賞!ということで、映画界が活気づいております。
今日は、そのウォルター・サレス監督が12年前にとった隠れた名作をご紹介。
チェ・ゲバラの旅行記を映画化した「モーターサイクル・ダイアリーズ」で一躍メジャー監督になったW・サレス監督ですが、初期の作品「Terra Estrangeira」は、監督の才能を感じさせる洗練された超クールな映画です!

☆舞台は大不況化のサンパウロ。引きこもりがちの青年パコは、唯一の理解者である母の突然の死に動揺。自堕落な生活を送るうち、バーで出会った怪しげな男にある仕事を依頼される。
一方、ポルトガルのリスボンでは、破天荒なミュージシャン、ミゲルとの生活に疲れたアレックスが、親友の楽譜屋ペドロに助けを求める。
 ダイヤモンドの闇取引に手を出したミゲルは、まもなく遺体となって発見され、リスボンに立ち寄ったパコはその死を目撃する。

モノクロの映像、けだるい雰囲気、粋な音楽、小気味いいカット割り、小道具の洒落た使い方。そして、役者たちの魅力…。
すべてが洗練されていて、超クール!
上映開始から5分で、あっという間に映画の世界に引き込まれた。

この映画は、ブラジル映画界の出世頭W・サレス監督の初期の作品であるが、その完成度は「さすが!」の一言に尽きる。
才能にあふれている、というか、センスがいい、というか。
「死刑台のエレベーター」や「冒険者たち」などの、粋なフランス映画にテイストが似ていなくもないが、名作を単にコピーしただけではない、監督独自のオリジナリティもしっかりと感じることができた。

無気力で繊細な美青年パコと、気丈で奔放な年上の女アレックス。
孤独な二人は、お互いの寂しさを埋めるかのように、惹かれあう。
主演二人(Fernanda Torres、Fernando Alves Pinto)はもちろん魅力的だが、脇役も光っている。
とくに、二人を援助する楽譜屋の店長ペドロを演じたJoao Lagarto。わずかな出番ながら、しっかりと存在感を出している。
その他、破天荒なミュージシャン、ミゲルを演じたAlexandre Borgesの不思議な魅力にもクラッときた。さらにさらに、チョイ役で、フランス人俳優チョッキー・カリョまで出てくるおまけもあり。

こんな作品が世に出ていないのが不思議。
日本でも「W・サレスの隠れた名作!」とかなんとか言って、劇場公開してくれないでしょうか。
スクリーンで、日本語字幕つきで是非、見たい!!
DVDも買って帰りたいし、何度でも繰り返し見たい。
家宝にしたいぐらいの質の高さ!

W・サレスの才能に敬服しました。これ以上ハリウッドに染まらず、個性的な作品を撮り続けて欲しいものです。

異境の果てに Terra Estrangeira (1996年)
ウォルター・サレス、ダニエラ・トマス監督、Fernanda Torres、Fernando Alves Pinto、Alexandre Borges、Joao Lagarto出演

Posted on 2008/02/19 Tue. 14:04 [edit]

category: ブラジル映画

thread: 映画レビュー - janre: 映画

tb: 0   cm: 0

日本映画特集 de Sao Paulo  

移民100周年がスタートし、サンパウロでは、日本の文化が様々な形で紹介されていますが、20日からは、セントロにある「Centro Cultural Banco do Brasil」で、日本映画の特集がはじまります。
溝口健二の古典的作品から、塚本監督の『東京フィスト』のようなカルト作品まで、多種多様な映画が上映されます。

ということで、私も、わずかな人脈を使って、ブラジル人に日本映画を宣伝中。

「『砂の器』は3度見て3度とも泣いた。日本を代表する悲劇映画。ムイート・ゴストよ」、
『砂の女』もおススメ。いろいろ考えさせられる映画」、
「『タンポポ』はラーメン好きな日本人のこだわりを面白く描いてるわよ」、などなど。

数少ないポル語のボキャブラリーで、果たして、どこまで伝えられるかわかりませんが、
「いい映画に国境はなし!」と、信じて、草の根運動を続けていきます。

Posted on 2008/02/18 Mon. 16:04 [edit]

category: ブラジル・南米の話題

tb: 0   cm: 0

ベルリン映画祭で快挙!  

驚きの結果が飛び込んできました!
なんと、ブラジルで大ヒットした「tropa de elite」が、ベルリン映画祭で金熊賞受賞!
ブラジル映画に追い風が吹いてきてるかも?!
英タイトルは「エリート・スクワッド」だそうです。
日本での公開は、ほぼ間違いなし?!
なにはともあれ、うれしい!!

そのほかの結果はこちら

Posted on 2008/02/17 Sun. 11:17 [edit]

category: 映画賞・映画祭

thread: アカデミー賞/映画賞関連 - janre: 映画

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

TWITTER

最新コメント

最新トラックバック

検索フォーム

アーカイブ

カテゴリ

リンク

RSSリンクの表示


▲Page top