CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

イチオシのメキシコ映画  

SP映画祭も終盤。
金曜の夜10時から上映された、三池監督の「スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ」は満員御礼、拍手喝采の大盛り上がりだったそうですが、私は、もっぱら中南米映画を漁っています。

そんな中、ググッと心に突き刺さってきた映画はRodrigo Pla監督の「LA ZONA」。
強盗に遭った高級住宅街の住人が、過剰防衛心から「人間狩り」を始める、というシリアス・ストーリー。
人間の恐怖心、集団心理の恐ろしさを、見事についた力作でした。
今年のトロント映画祭やベネチア映画祭で批評家賞等を受賞しているとのこと。
メキシコの新鋭Rodrigo Pla監督(出身はウルグアイ)、次回作も要チェックです。
(レビューは後日、アップします)
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Posted on 2007/10/30 Tue. 22:22 [edit]

category: ラテン映画

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おススメのウルグアイ映画  

O BANHEIRO DO PAPA (2007年・ウルグアイほか)
Enrique Fernandez、Cesar Charlone監督、Cesar Trancoso, Virginia Mendez出演

☆舞台は1988年。ブラジルとの国境の村で暮らすベトは、パウロ2世がやってくる祭りの日に、ひと稼ぎしようと家の前に公共トイレを作ることを思いつく。建築費用を集めるため、ハードな裏仕事に手を出したことで、妻や娘から冷たくあしらわれるベト。そして、いよいよパウロ2世がやって来た…。

アイデアマンではあるが、実行に移すまでの計画性に難あり。という、憎めないお父ちゃんが、自分の発想にしがみ付き、奔走する姿を温かい視点で描いた人間ドラマ。
ブラジルとアルゼンチンという大国にはさまれた小国ウルグアイの人々の暮らしは裕福とはいえない。それでも、村人同士が助け合って大イベントの準備に夢中になる姿は微笑ましく、幸せそうにみえる。人の心の豊かさと、物の豊かさって比例しないものですね。
パウロ2世が、十字架を崇拝する国の人々にとってどんな存在なのかは、知識の上でしか理解できない。こればっかりはどうしようもない。だから、この映画の本当の面白さは、アジア人の私にはわからないのかも。そういう意味では、とても南米らしい映画でした。
映画館は終始、温かい笑いにつつまれていて、かなり評判よかったです。お父ちゃんと、周りの人々のやりとりが、コミカルで面白かったようだが、残念ながらセリフが理解できず…。

Posted on 2007/10/29 Mon. 08:45 [edit]

category: ラテン映画

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SPでもアジア映画は大人気  

サンパウロ国際映画祭が始まってから1週間。
ここサンパウロの映画好きは、スロー・スターターなようで、先週に比べ、客がどんどん増えています。
おかげで、当日券がなかなか手に入らず、昼休みに、夜の分のチケット買いに走り回っている状態です。

国際映画祭、といいながら、英語字幕のついている映画はわずかです。
監督のスピーチにも英語の通訳なんかつきません。
ですから、ほとんどセリフは理解できませんが、それでも、結構楽しめるから不思議。
俳優の表情、場面展開を見ていれば、おおよそのストーリーはつかめますし、演技がうまいと感情は伝わってくるものです。
ただし、謎解き系サスペンスは、セリフがわからないときついので、避けてますが^^;

サンパウロでも、アジア映画は大人気で、北野監督の「監督バンザイ」や、ホウ・シャオシェン監督がジュリエット・ビノシュ主演で撮ったフランス映画「flight of the red balloon」は、平日の昼間の上映にも関わらず、早々に売り切れていました。
同じアジア人としては、誇らしいことですが、そういう私は、南米映画ばかり見ております。

Posted on 2007/10/26 Fri. 11:56 [edit]

category: 映画賞・映画祭

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ネイ・マトグロッソ  

SP国際映画祭の期間中ではありましたが、10月21日(日)、映画の合間に、シティ・バンク・ホールで開かれたネイ・マトグロッソ(Ney Matogrosso)のライブに行ってきました。
日本にいるときにはまったく知らなかったアーチストですが、テレビのSHOW番組を見て、「生で見たい!」、と、即、飛びついたのです。
濃~い顔、禿げ上がった頭、ド派手なドラッグ・クイーン風衣装、そしてよくとおるハイトーン・ボイス。(声の異様に高い平幹二朗、を、想像していただくとピタリとくるかも)
ステージ上のネイは、頭のテッペンからつま先まで、THATS SHOWマン!
ステージ中央に置かれたカウチでのお着替え時間は、ちょっとストリップはいってましたが、それもまたご愛嬌。
派手派手な見かけだけでなく、歌唱力もバツグンなのが、彼のすごいところ。
MCいっさいなしで、最後まで、ネイ・マトグロッソというアーチストを演じ続けていました。

ブラジルのファンは、圧倒的に年配の方が多く、私の前に座っていたおば様は、終始双眼鏡を離さず、ネイ様のお姿に見入っておりました。
日本で言えば、下町の玉三郎?(ちょっと違うか)。
いずれにしても、熱狂ファンに圧倒されっぱなしの2時間弱でありました。

Posted on 2007/10/21 Sun. 22:23 [edit]

category: 音楽

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SP映画祭2日目~G・G・ベルナルの追っかけに遭遇  

MOSTRA2日目。
昨日までの寒空が嘘のように、今日は朝から日差しがキツイです。

会場が19カ所に散らばっているので、盛り上がりは目に見えてはきませんが、世界各国の長編353本、短編56本、中編25本が上映されるため、映画好きには忙しい2週間が始まりました。

今晩は、住宅街の一角にあるFAAPという会場で、昨日見逃したG・G・ベルナル監督の「DEFICT」上映会と監督とのディベートが行われます。
前売りを買えなかったので、入れるかどうか半信半疑で4時間前に会場まで行ってみると…。

静かな住宅街の中で、異様に目立つ若者の人だかりが見えてきました。
会場前には大勢の若者が集まり、何やらエキサイトしながらスタッフに文句を言っています。
何が何だかさっぱりわからない私は、英語のわかるスタッフに状況を聞いてみると…。
ガエル君目当てに、みんな朝から並んでいて、今から並んだのでは定員オーバーで入れない。公道に列を作るのは違反だから並ばないでほしい、というのです。
さらに、FAAPの上映はすべて無料で、ディベートも映画も早いもの順とのこと。
前方で陣取っている人たちは、野球やサッカーの優勝決定ゲームのように、シートを敷いてキャンプ状態…。

昨日の発言「スターの追っかけはブラジルにはいない」は間違ってました!1日で撤回させていただきます。
こちらにも映画スターの追っかけは顕在でした!

と、いうことで、根性ナシの私は、「DEFICT」はどこかできっと見れるでしょう、とあっさり引き下がり、ほかの会場へ。

それにしても、GGベルナルとのディベートが無料、っていうのは気前がいいよなあー。
日本ではあり得ない大出血サービス。

追っかけばかりもしてられませんので、今日はクロアチアの映画「ARMIN」、アルゼンチンの映画「LAS VIDAS POSIBLES」、そしてブラジルの異色ミュージカル「ONDE ANDARA DULCE VEIGA?」を観賞。レビューは後日、アップいたします。

Posted on 2007/10/20 Sat. 07:30 [edit]

category: 映画賞・映画祭

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