CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

VAMOS ラテン映画!  

[BOSSA CINE CLUB]の姉妹サイト「CINE LATINO CLUB」をリニューアル!
新コンテンツ「CINE LATINO ノーヴォ」と「CINE LATINO ブラジル」では、日本で公開されいていない中南米の最新映画情報をお届けします。
まだまだ未熟なサイトですので、ご意見&ご指摘大歓迎です^^。
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Posted on 2007/05/31 Thu. 04:53 [edit]

category: ラテン映画

thread: 公開予定前の映画 - janre: 映画

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カンヌ国際映画祭07結果発表!  

今年のカンヌ国際映画祭の結果は………
グランプリ:
「殯(もがり)の森」河瀬直美監督
快挙!
地道に深刻な社会問題を取り上げてきた河瀬監督。
日本の女性監督が海外で評価されることは、同じ日本人として、とても誇らしいことであります。
おめでとうございます!
bossa的には、ジュリアン・シュナーベル監督の「The Diving Bell And The Butterfly」と「Secret Sunshine(密陽)」、そしてもちろんクストリッツア監督、ギドク監督の新作にも期待大。

パルム・ドール:「4 Months, 3 Weeks and 2 Days」(クリスチャン・ムングウ監督)

グランプリ:「殯(もがり)の森」(河瀬直美監督)

監督賞:ジュリアン・シュナーベル監督(「The Diving Bell And The Butterfly」)

主演男優賞:コンスタンチン・ラヴロネンコ「The Banishment」

主演女優賞:チョン・ドヨン(「Secret Sunshine(密陽)」)

特別賞:「Persepolis」(マルジャン・サトラピ監督、ヴァンサン・パロノー監督(イラン、フランス)

脚本賞:ファティ・アキン(「The Edge Of Heaven」)

60周年記念賞:「Paranoid Park」ガス・ヴァン・サント監督(米国)

カメラドール(新人賞):「Medozut」(E.Keret,S.Geffen)

ノミネートはこちら

Posted on 2007/05/27 Sun. 10:06 [edit]

category: 未分類

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バベル  

☆モロッコの砂漠で暮らす羊飼いは、ジャッカル退治のため、知り合いからライフルを買って二人の息子に預ける。
アメリカ人夫婦は、ギクシャクした夫婦関係を修復するため、二人でモロッコの旅へ。そして、家に残された子供たちは、メキシコ人の乳母に連れられてメキシコへ向かう。
一方、日本では、母を亡くした聾唖の高校生チエコが、心の傷を癒せないまま、街をさまよい歩いていた…。

☆☆「アモーレス・ペロス」では犬、「21グラム」では死亡事故を媒介に、見知らぬ人々の人生を一つの大きな物語として描きあげたイニャリトゥ監督が、新作「バベル」で選んだテーマは「一発の銃弾」。
時間も場所もバラバラであった物語が、絶妙なタイミングで絡み合い、銃を媒介に一つのドラマが生まれる。この手法はヘタをすると、とっちらかって支離滅裂になりかねないのだが、さすがはイニャリトゥ監督&アリアガ脚本!前作2本で見せた構成力をこの新作でもいかんなく発揮し、世界共通の悲しみの連鎖を見事に描いている。

(以下、ネタばれあり)
日本、アメリカ、モロッコ、メキシコ。どの物語に肩入れするかは、人それぞれだし、考え方も違うだろうが、私がもっとも気になったのはモロッコの兄弟の悲劇だ。
二人が、銃の腕試しに観光バスを撃ったのは、あきらかにおろかな行為である。でも、銃に対する恐怖心が麻痺してしまっているのが現代社会であり、それはモロッコの山奥でも同じ。そこに、なんともいえないやりきれなさを感じ、加害者であるはずの少年が、実は一番の被害者のように思えてならなかった。

ほか、長年、アメリカで乳母として働いてきたメキシコ人女性が、息子の結婚式のためにメキシコに戻ったことで、トラブルに巻き込まれるエピソードは、アメリカとメキシコの関係をよく知るイニャリトゥ監督ならではのリアルな物語で、興味深かった。

ただ一つ違和感があったのは、自分にとってもっと身近な日本編。
聾唖の高校生が繁華街を徘徊して遊びまわる姿は、今の日本の若者の姿をうまく表現していたと思うが、一般の日本人と銃の結びつきが、あまり一般的でないためか、嘘っぽさを感じてしまった。
日本を舞台にした海外映画を見るときに度々感じることなのだが、やっぱり日本って誤解されている。超高級マンションに住むエリート・ビジネスマンがモロッコでハンティング?
ヤクザとか政治家ならあり得なくもないが、かなり特殊な人物である。
リッチな日本人だからイギリス貴族みたいに狩猟の趣味ぐらいあるだろう、家に一丁ぐらい拳銃があるだろう。そう思ったのかもしれないが、一般の日本人から見れば少々乱暴な設定である。
ただ、そういう誤解を招くということは、アメリカやメキシコでは銃が一般社会に入り込んでいるためでもあるわけで…。

テーマも素晴らしいし、いろいろと考えさせられることの多い深い作品ではあるのだが、「21グラム」や「アモーレス・ペロス」ほど心が動かされなかったのは、日本編への違和感によるものだけではない気がした。
何だか物足りない。なぜだかわからないけれど…。
それでも、やっぱりイニャリトゥ監督にはこれからも注目していきたいし、次回作にもおおいに期待している。
間違っても、次回はハリウッド・スター総出演のアクション大作!なんてことにはならないよう、祈っています。

バベル BABEL
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、ギジェルモ・アリアガ脚本、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊地凛子、アドリアナ・バラーザ、ガエル・ガルシア・ベルナル出演

Posted on 2007/05/19 Sat. 22:37 [edit]

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クィーン  

☆1997年8月31日、イギリスの元皇太子妃ダイアナが事故死した。イギリスを始め全世界がこの悲劇に心を痛める中、エリザベス女王は、沈黙を続ける。殺気立ったマスコミ&英国民と英国王室という“立場”の板ばさみとなったエリザベス女王は、苦悩し続ける。
世界的スター、ダイアナ元皇太子妃の死去。10年も経っているので「そんなこともあったよなあ」という程度にしか思い出せないのだが、たしかにあのニュースは驚きであった。遠い日本でもかなりの騒ぎだったのだから、イギリスでは、異常な興奮度だったことは想像できる。
そんななか、半旗も揚げず、ロンドンにも戻らず、平静を装おうイギリス王室。
離婚している元妃はすでに王室の一員ではないし、新恋人・アラブの大富豪と一緒にいるときに死んでるのだし、イギリス王室がしゃしゃり出るべきじゃない。
冷静に考えれば、エリザベス女王がコメントを出さなかったのは、当然と言える。
ただ、世界中が殺気立ってる中、元王室の大看板・ダイアナ死去を無視してもよいものなのか…。
決して取り乱さないし、一見、冷静ではあるのだが、女王の心の中は、嵐が吹き荒れていたに違いない。そんな女王の苦悩をヘレン・ミレンが“顔”で見事に演じていた。
女王の服装や家の様子、しきたり等々、イギリス王室の人々の生活が垣間見れたのも面白い。日本では絶対に作れない映画だ。イギリス人にとっての王室と、日本人にとっての皇室は、まったく違うものだと納得。
若造だったブレア首相が、毅然とした女王の振る舞いに尊敬を抱くようになるまでを、もう少し詳細に描いて欲しかった気もするが、現職の首相だし、人間性にまで踏み込むと主観も入ってウソが出てくるだろうから、このぐらいに留めておいて正解かも。
現在の王室が舞台、という難しい映画にトライしたフリアーズ監督には脱帽です。

クィーン THE QUEEN
スティーヴン・フリアーズ監督、ヘレン・ミレン、マイケル・シーン、ジェームズ・クロムウェル、シルヴィア・シムズ出演

Posted on 2007/05/16 Wed. 14:54 [edit]

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「それでも生きる子供たちへ」の公開は?  

先日のイタリア映画祭で出品されたオムニバス映画「それでも生きる子供たちへ」は、6月9日から一般公開されます。
一本一本、違ったテイストのドラマがあるので、オムニバスが苦手な人でも楽しめるはず。

Posted on 2007/05/14 Mon. 20:43 [edit]

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