CINEMA草紙

ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、キューバ等々、中南米カリブのラテン映画・音楽・カルチャーを紹介するニッチなブログです!

東京フィルメックス  

11月17日から26日まで、有楽町で開催される「東京フィルメックス」のラインナップが発表になりました。
チケット発売は11月3日から。

オープニングには、ベネチアを制覇したジャ・ジャンクー監督の「三峡好人」。
クロージングは、台湾の鬼才ツァイ・ミンリャン監督の「I don't want to sleep alone」。
(サル顔の主役リー・カンションは阪神の藤本にそっくりです^^)

ジョニー・トーの「Election 黒社会」「Election2 黒社会2」もやってくれちゃいます!
タイのタビチャッポン監督の「Syndromes and a Century 世紀の光」や、
バフマン・コバディ監督(「亀も空を飛ぶ」)の「HalfMoon 半月」など、
見逃せない作品も上映予定。
マフマルバフ監督の「Scream of The Ants」、リュ・スンワン監督の「The City of Violence 相棒」など、釜山映画祭のラインナップと重なっている作品も多数あり(9/14記事参照)。
ざっと見ただけですが、東京国際映画祭よりも、映画通好みの作品揃い?!
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Posted on 2006/09/28 Thu. 20:05 [edit]

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うつせみ  

☆若い男テソクは、家々の扉にチラシを貼り付け、剥がされていない家を見つけては、忍び込む生活を続けている。そんなある日、テソクは、忍び込んだ豪邸で、夫に暴力を振られ、目を腫らした妻ソナと遭遇する。ソナはテソクに手を引かれるままに家を出、二人で空き家へ忍び込む暮らしを始める。

 なんなのだろう。この心地よさは。
言葉などなくても通じあえるソナとテソク。男女の関係を超越した二人の結びつきがとても美しく、神々しくて、心が洗われるような感覚を覚えた。
 金と腕力で強引に女を所有しようとするソナの夫に比べて、テソクはなんて純粋なのだろう。彼はひょっとしたら、ソナが作り上げた空想の人物なのでは?
夫に支配され、かごの鳥のような生活を送るソナの心の叫びが、テソクという一人の理想像を生んだのではないか。
 現実だか空想だかわからない曖昧さが、キム・ギドク監督作品の特徴でもあるのだが、この映画でも、その個性が遺憾なく発揮されている。
 テソクは勝手に人の家に忍び込み、冷蔵庫を開け、水を飲み、風呂に入ってベッドで眠る。常識的にはとんでもない不届き者である。でも、彼は何も盗まないし、壊れた体重計を直してもくれる。家の中にある不穏な空気を感じ取り、狂った何かを直すことで、人々に安らぎをもたらしているのだ。そんなテソクは現代の座敷童子のようでもある。

 ソナのように、今の生活から抜け出したくても、そうできない女性は大勢いるだろう。そんな孤独な女たちは、心の空虚を埋めてくれる誰かを求めて、永遠に出会うことのないテソクのような理想像を追い続けているのかもしれない。
参考CINEMA:「春夏秋冬そして春」「サマリア「受取人不明

うつせみ 3-IRON ★★
キム・ギドク監督、イ・スンヨン、ジェヒ出演

Posted on 2006/09/24 Sun. 19:42 [edit]

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釜山国際映画祭情報~そのほか~  

今年から始まった「Mid night passsion」部門は、真夜中にはじまり、3本から4本の映画を朝まで上映する。

注目作品:
「Taxidermia テクシデルミア」ハンガリー
*バールフィ・ジョルジ監督。カンヌ、ある視点部門出品。剥製師という意味らしい。祖父、父、息子。世代の違う3人の男、それぞれのストーリー。今年のカンヌで公開され、かなり評判になったとか。真夜中のオールナイト上映なので睡魔との闘い必至?!


【Critics Choice部門】
日本人監督すがのまさひろの「Second Moon」が上映される。
アメリカに留学して映画製作を学んだ監督らしい。アメリカが舞台の愛と芸術の物語?

Posted on 2006/09/22 Fri. 07:59 [edit]

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釜山国際映画祭情報~World Cinema 部門~  

ワールドシネマ部門には各国の映画祭で上映された作品が続々登場。

トロントからは、
「The Optimists」セルビア
(9/5の記事「トロント映画祭情報」参照)

カルロビバリからは、
「Christmas Tree - Upside Down」カルロビバリ・特別賞
「Destiny」アルゼンチン
(6/23の記事「カルロビバリ映画祭情報」参照)

カンヌからは、
「Flanders」仏 カンヌ・グランプリ受賞
「Ten Canoes」オーストラリア ある視点部門特別賞。ロルフ・デ・ヒーア監督。アボリジアニの物語。
「The Violin」メキシコ ある視点部門男優賞。フランシスコ・バルガス監督。
(4/24、6/1の記事「カンヌ映画祭情報」参照)

ベルリンからは、
「Grbavica」セルビア ベルリン金熊賞受賞
「ソープ」デンマーク ベルリン銀熊賞受賞
「The Elementary Particles 素粒子」ドイツ ベルリン最優秀男優賞
「Requiem」ドイツ ベルリン最優秀女優賞
「The Road To Guantanamo」マイケル・ウィンターボトム監督
*パキスタン系イギリス人が結婚式に出席するためアフガニスタンへ出かける。
(2/21の記事「ベルリン映画祭」参照)

などなど。
アキ・カウリスマキ監督、ラース・フォン・トリア監督、ナンニ・モレッティ監督の新作も!

Posted on 2006/09/21 Thu. 19:58 [edit]

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釜山国際映画祭情報~Korean Cinema Today部門~  

釜山国際映画祭~Korean Cinema Today部門~は、期待の監督たちの低予算映画から、話題になったヒット作まで、バラエティにとんだラインナップになっています。

「Cruel Winter Blues 熱血男児」
*イ・ジョンボム監督、ソル・キョング、チョ・ハンソン出演。少年院で会ったミンジェとチェムンは、ある日、誤って罪のない人を殺してしまう。

「My Friend & His Wife」
*昨年の釜山では「ホスト&ゲスト」が上映され、話題になったShin Dong-il監督の新作。軍隊時代の親友と妻を巡る人間関係を描く。

「If You Were Me 3」
*「マラソン」のチョン・ユンチョル監督はじめ、7人の新鋭監督のオムニバス。

「Ad-lib Night」
*「チャーミングガール」のイ・ユンギ監督最新作。若い女性と田舎から来た男のロードムービー。原作は平安寿子の「アドリブ・ナイト」。

「The City of Violence 相棒」
リュ・スンワン監督・主演、チョン・ドゥホン主演。韓国では6月に公開された。
(8/15の記事「ベネチア映画祭情報」参照)

「A Dirty Carnival 卑劣な街」
*ユ・ハ監督、チョ・インソン(「バリでの出来事」)出演。ヤクザ者がある仕事をきっかけにのし上がっていく。韓国では6月に公開された。

「The President's Last Bang オリジナルバージョン」
*イム・サンス監督、ハン・ソッキュ出演。朴大統領暗殺の日をシニカルな視点で描いたブラック・コメディ。韓国ではかなり前に公開され話題になった作品だが、日本には永遠に来ないでしょう…。

「Bloody Tie 死生決断」
*チョイ・ホ監督、リュ・スンボム、ファン・ジョンミン出演。1990年代不況まっただ中の釜山。麻薬ディーラーと刑事の死闘を描く。チュ・ジェヒョンが新人女優賞受賞。韓国では4月に公開された。

「Family Ties 家族の誕生」
*キム・テヨン監督、コ・ドゥシム、オム・テウン、ムン・ソリ出演。仲のよい兄妹を中心に繰り広げられる群像ドラマ。韓国では5月に公開された。

「Sakwa サグァ」
カン・イグァン監督、ムン・ソリ主演。長い間付き合った恋人にふられたヒョンジュンは、別の男と結婚。だが、夫婦仲はうまくいかない。そこへ昔の恋人が現れ…。2005年の作品。

ほか

Posted on 2006/09/20 Wed. 17:42 [edit]

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