ブラジル発のエシカルシューズブランド「ジンガ」が5/12に映画『それでも生きる子供たちへ』鑑賞会を開催!

世界フェアトレードDAYの5月12日、ブラジル発のエシカルシューズブランド「ジンガ」主催の映画鑑賞会&ワークショップが開かれます。
クストリッツア監督やブラジルの女性監督カティア・ルンドも参加している『それでも生きる子供たちへ』を見て、世界の子供たちの今を考えるイベントです。

場所:二子玉川・カタリストBA
時間:13:00〜18:00
参加費:3000円(ただしシューズ購入の場合はプラス9800円)
詳細及び申し込みはこちらから

その他、5月12日には、フェアトレード関連イベントが各地で開かれます。
詳細はこちら

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カンヌ国際映画祭2012、コンペ&ある視点部門ノミネート発表。ラテンからはWサレス監督、Cレイガダス監督作品他が選出されました!

5月19日から27日まで開催される第65回カンヌ国際映画祭のコンペ部門&ある視点部門のノミネート作品一覧を [BOSSA CINE CLUB -CINEトピックス-] にアップしました!

ラテンからは、ブラジル出身のウォルター・サレスの新作『On the Road』(ギャレット・ヘドランド、サム・ライリー、クリステン・スチュワート出演)がノミネートされています。カウンター・カルチャーの旗手、ジャック・ケルアックの『路上』が原作です。
メキシコからは、奇才カルロス・レイガダスの『Post Tenebras Lux』が選ばれました!

ある視点部門には、先日お伝えしましたハバナが舞台のオムニバス『7 dias en la Habana』が入っています!!
アルゼンチンからは、パブロ・トラペロ監督の新作『Elefante Blanco』がノミネート。
主演は名優リカルド・ダリン、監督の妻マルティナ・グスマンと、ダルデンヌ映画の常連ジェレミー・レニエも出ています。骨太の社会派映画のようです!
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その他、ある視点部門には、コロンビアの『La Playa』、メキシコの『Despues De Lucia』もノミネートされています。

ラテン以外で注目なのは、クローネンバーグ親子。
父デビッドはコンペに選ばれ、息子ブランドンはある視点部門に選出されています!

その他のラインナップはこちらから

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浜松の日系ブラジル人の姿を追ったドキュメンタリー『孤独なツバメたち』公開情報&浜松訪問レポート

先日、静岡県・浜松市を始めて訪問してきました。
浜松は、楽器やバイク、うなぎの町として知られていますが、日本でもっともブラジル人が多い町ともいわれています。
下請け工場の労働者として、好景気の時代に大勢の日系ブラジル人がやってきたのです。
日本一、と聞いていたので、さぞかしラテン色が濃い町、と想像していたのですが、実際はいたって普通の日本の中都市の風景。
時々、ポルトガル語が聞こえてくるのは、浜松ならでは、でありますが、気にしていなければ、東京よりも外国人遭遇率は低い感じ。

浜松で働く日系人の方にお話を伺ったところ、2008年のリーマン・ショックで職を失ったブラジル人が大量に帰国し、さらに11年の震災以降、ブラジル人はかなり減っている、ということでした。
今はブラジルのほうが景気もいいですから、当然、かもしれませんが。

それでも、駅前のブラジル人経営のランチョネッチ&メルカドに行けば、そこは日本人が一人もいない、ブラジル・ワールド。久々に生のポルトガル語で会話して、懐かしさがじんわりと沸いてきました。
ブラジル人街のようなものはないか聞いてみたのですが、とくにない、という返事。
浜松は車社会ですので、ブラジル人も点在しているようです。

浜松に引っ越して数年の友人にも逢い「ブラジル人の友達はいる?」と聞いてみたのですが、
「時々店で見かけるだけで、まったく接点がない。ブラジル料理も食べたことがない」とのこと。
ブラジル人は多くても、いわゆる日本のホワイトカラー社会とは、住み分けがされているようでした。
その友人ファミリーに協力してもらい、郊外のブラジルのスーパーにも行ってみました。
パウミットやケールの葉に、思わず「懐かし〜」と、はしゃいでしまったのですが、ここでも日本人は私達のみ。
ブラジルに瞬間移動しちゃった?! と、錯覚を起こすほど。
友人の子供たちも、ブラジル人しかいない不思議なお店に興味津々でした。

アメリカやブラジルなどの多くの移民が暮らす都市では、他国のレストランやスーパーは、当然のように雑多な民族が混在してにぎわっています。
でも、日本の地方都市では、数は多いと言っても、異国人は微妙な違和感を持たれているのかもしれません。

そんな浜松の日系ブラジル人の姿を追ったドキュメンタリー映画『孤独なツバメたち デカセギの子どもに生まれて』(中村真夕監督)がまもなく公開になります。(5/26〜新宿・K's cinemaほか)。
日本人と移民たちの共存を扱った『サウダージ』も衝撃的でしたが、こちらはドキュメンタリー。
ブラジルにいた時には、日本育ちの若いブラジル人3世、4世と数多く接してきましたが、彼らは日本とブラジルという2つのルーツに戸惑いを感じながらも、自分の運命を受け止め、ブラジルで夢を持って再出発しようとしていました。
そんな若者たちのリアルな姿を、真摯に見つめたドキュメンタリー映画です!
お見逃しなく!!
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ジャンル : 映画

5月10〜12日、セルバンテス東京でキューバ映画上映会が開催されます!

麹町にあるセルバンテス東京で、5月10日(木)から12日(土)にかけて、キューバ映画の上映会が開催されます。
不朽の名作『低開発の記憶』、日本初上映の『ハバナ・ステーション』『グァンタナメラ』など、貴重なキューバ映画を無料で見ることができますよ〜。
10日(木)は『カサ・ビエハ CASA VIEJA』のレスター・ハムレット監督も来日します!
お見逃しなく!!

詳細&ご予約はこちらより

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ジャンル : 映画

GWは、オマーラ、チューチョ、セルジオetc...ラテンの大御所ミュージシャンが続々来日!

まもなく始まるゴールデン・ウィーク、遠出する予定のない方に朗報です。
青山のブルーノート東京には、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でおなじみのキューバの至宝オマーラ・ポルトゥオンドと、ラテン・ジャズの大御所ピアニスト、チューチョ・バルデスがやってきます!(4/30〜5/5)
そしてビルボード東京には、ブラジル出身のセルジオ・メンデスが登場!(4/30〜5/5)
GW後の5/11、12には、ドミニカ共和国出身のジャズ・ピアニスト、ミシェロ・カミロも来てくれますよ〜。

ちょっと先ですが、先取り情報!
6月25日〜27日にキューバ出身の注目のアーチスト、YUSA(ジューサ)がコットンクラブにやってきます!

テーマ : JAZZ
ジャンル : 音楽

ラテン発の2つのオムニバス映画をご紹介!クストリッツアも参加しています!

やっと桜の開花情報が、ちらほら聞こえてくるようになりました。
下を向きがちだった2011年度にさよならして、2012年度はポジティブ&アグレッシブに行きまっせー。
と、いうことで、2012年注目のラテン発オムニバス映画をご紹介します。

1本目は、ラテンを愛する7人の映画人が、それぞれの視点でハバナの日常を追っていくオムニバス『7 dias en La Habana』。
月曜は、『チェ』での迫真の演技が記憶に新しいベニチオ・デル・トロが初監督。
火曜はアルゼンチン映画界をけん引するパブロ・トラペロ(主演は我らがエミール・クストリッツア監督!)などなど、見逃せないビッグネームがずら〜り。

月曜:ベニチオ・デル・トロ監督
火曜:パブロ・トラペロ監督(アルゼンチン・『カランチョ』等々)
水曜:フリオ・メデム監督(スペイン)
木曜:エリア・スレイマン監督(パレスチナ)
金曜:ギャスパー・ノエ監督(フランス人だと思ってたけどルーツはアルゼンチン!)
土曜:フアン・カルロス・タビオ監督(キューバの巨匠。「苺とチョコレート」をトマス・グティエレス・アレアと共同で監督)
日曜:ローラン・カンテ監督(フランス・『パリ20区・僕たちのクラス』)

公式サイト

もう1本のオムニバス『Words with Gods』は、イニャリトゥ監督作品で知られるメキシコの名脚本家ギリェルモ・アリアガが中心になって製作した作品。
こちらでは、クストリッツアは本業の監督として参加。
また、『エリート・スクワッド』でベルリン映画祭を制覇したブラジルのジョゼ・パジーリャ監督、
傑作『亀は空を飛ぶ』『ペルシャ猫を誰も知らない』のバフマン・ゴバディ監督、
日本の中田秀夫監督も名を連ねております。
2012年、各国の国際映画祭で注目を浴びることは間違いなし!の要チェック作品です。

テーマ : 映画情報
ジャンル : 映画

2011年劇場公開映画のベスト3は『モンガに散る』『永遠の僕たち』…

遅ればせながら、毎年恒例の年間ベスト映画を発表いたします!

My Best 1 『モンガに散る』
台湾の若手スターにメロメロになりました…

My Best 2 『永遠の僕たち』
ガス・ヴァン・サント監督の定番ワールド。D・ホッパー2世にほろり…。

My Best 3 『マイウェイ 12,000キロの真実』
日韓スターの共演に歓喜!延々と続く戦闘シーンに、強いメッセージ性を感じました。


その他『ウッドストックがやってくる』『未来を生きる君たちへ』など、若者たちの生きざまをストレートに描いた作品に、妙に心を揺さぶられた1年でありました。

2012年は、どんなトキメキに出会えるのでしょーか?!

レビューはこちら

311、震災から1年が経ちました…

震災から1年が経ちました。
いろいろな意味で価値観が変わったこの1年。

日常を平穏に過ごせることの大切さに気付かされ、
原発依存の現状とその代償を思い知らされ、
疎遠になっていた古い知り合いと旧交を温め、
特別興味もなかった故郷への思いを再確認し…。

母校の体育館は今もまだ、使用禁止状態。
傾いたままの家、陥没したままの道路など、
まだまだ、傷跡は残っていますが、
新しい春に向けて、前を向いて生きましょう!

今日1日ぐらいは、感傷に浸ってみようと思います。


先週末はバルカン半島映画づけ!『モンテビデオ』『引き裂かれたイレブン』『サラエボ、希望の街角』

先週末は、偶然が重なってバルカン半島が舞台の映画を続けて3本鑑賞。
クストリッツア映画とは一味違った切り口で、セルビア、クロアチア、ボスニア、それぞれの立場の違いも垣間見ることができた。
フットボール映画祭で上映された『モンテビデオ』は、30年代のベオグラードが舞台のセルビア映画、
『引き裂かれたイレブン オシムの涙』は、90年代のユーゴ分裂をサッカー選手の目から見つめたドキュメンタリー、
『サラエボ、希望の街角』は、戦後のサラエボで生きる若者たちの心情に迫ったボスニア映画。
バルカン半島で暮らす人々にとって、ユーゴスラビアという国は、どんな意味を持つのだろうか…。

モンテビデオ Montevideo, Bog te video: Prica prva
ドラガン・ジェログリッチ監督、アレクサンダル・ティルナニッチ、ブラゴイェ・マリヤノビッチ、ニーナ・ヤンコビッチ出演
☆1930年、世界初のワールドカップがウルグアイのモンテビデオで開かれることになり、ユーゴスラビアにも招待状が届く。
だが、出場の資金を捻出できないユーゴ・サッカー協会は、窮地に立たされる。
一方、たび重なる戦争が終わり、人々が日常を取り戻しつつあったベオグラードの下町で、天才的技術を持つティルケが現れる。彼は、18歳でベオグラードのチームに合格し、すでにスター選手のモシャとコンビを組むことになる。
☆☆戦争と戦争のはざまにあり、唯一平和だった1930年代のベオグラードが舞台のノスタルジックな青春ストーリー。
サッカーを愛する人々と、Wカップ出場を目指す選手たちの姿をハートウォーミングに描いている。子供からお年寄りまで楽しめそうな軽快な内容なので、現地で大ヒットし、ドラマ化され、パート2も製作されている、というのもうなづける。
日本で言えば「三丁目の夕日」みたいなものでしょう。
もちろん、クストリッツア映画のような毒もないし、内容も浅いし、やたらと長いし、字幕スーパーも難ありだし…、突っ込みどころは多かったのだが、今、セルビアで暮らす人々の映画の嗜好がわかっただけでも、興味深い作品である。
子供が見たら、サッカーが上手でイケメンの選手たちに憧れるだろうし、若いカップルは、恋愛ドラマに興味を持つかもしれない。
また、年配の人たちは、ユーゴスラビア人であることより、セルビア人であることに拘っている映画の中の人々に、共感していたかもしれない。

バルカン半島で過去に起こった様々な紛争は、当事者にしか理解できないことが多々ある。
歴史書を読み、ニュースで見聞きするだけでは、人々の複雑な思いや本音を知ることはできない。
なぜクロアチア人が、ユーゴ代表になることを拒んだのか、
なぜ政治家は、「ユーゴ代表にクロアチア人を呼べたら金を出す」と言ったのか、
なぜ試合の後で、観客は、セルビアの歌を歌ったのか。
そして、この映画をクロアチアや、ボスニアの人たちはどんな思いで見ていたのだろうか…。

知りたいことが多々出てきてしまったのだが、この映画は政治的な映画ではありません。
民族問題はいろいろ複雑ではあるのだけれど、悲劇を乗り越え、明るく前向きに陽気に生きるのが、バルカンの人々のたくましさ、ということだけは、はっきりと理解できたし、そんな彼らに拍手を送りたくなった。

上映後に登壇した、元オシム監督の通訳・千田さんのブログに、この映画の背景が詳しく紹介されています。
ブログ

引き裂かれたイレブン オシムの涙
☆ユーゴスラビア分裂前後にサッカーのユーゴ代表となった選手たちと、最後のユーゴ代表監督イビチャ・オシム。彼らの証言と、当時の代表戦のニュース映像で、悲しい歴史を振り返っていく。
国の混乱により、純粋なスポーツであるサッカーが、政治に利用されてしまった悲劇を生々しく伝えた見ごたえのあるドキュメンタリーである。
クロアチア人とセルビア人の両親を持つミハイロビッチの戸惑い、ディナモ・ザグレブ対レッドスター・ベオグラードの試合で起こった暴動時に警官に足蹴りしたクロアチア人選手ボバン、そして、封鎖されたサラエボに家族を残したままユーゴの代表監督を続けることはできない、と心情を吐露したオシム監督…。
彼らの発言から、苦しい立場がひしひしと伝わってきて、何とも言えない無力感を覚えた。
無理やり、ユーゴスラビアという国を作ってしまったことが諸悪の根源なのか?
いやいや、歴史的には、もっと根深い複雑な感情もあるのだろう…。
考え出すときりがないのでこのへんでやめておきますが、いろいろ大変なものを背負いながらも、陽気なバルカンの人々に、今後も注目していきたい。

サラエボ,希望の街角 NA PUTU
ヤスミラ・ジュバニッチ監督、ズリンカ・ツヴィテシッチ、レオン・ルチェフ出演
☆紛争から10余年後のサラエボ。キャビン・アテンダントのルナは、管制官の恋人アマルと同棲中だ。子供が欲しいルナだったが、アマルは勤務中の飲酒が発覚して停職になってしまう。アマルは、戦友と再会し、彼の勧めでイスラム原理主義の人々が集う湖畔の村に向かう。
一見、普通に日常を送っているように見える若いカップルだが、彼らには暗い過去がある。しかしそれば特別なことではない。サラエボに暮らす人の多くが、何かしらの辛い過去を持っているのだから。そうはいっても心の傷の深さや感じ方は、千差万別である。
両親を殺され、家族の愛に飢えているルナ。
戦場で死を目の当たりにし、酒に逃げ、宗教に癒しを求めるアマル。
それぞれの方向性が微妙にずれ、すれ違ってしまうのが何ともさびしく、やり切れない。
地味な作品ではあるのだが、心理描写が丁寧で、好感が持てる。
イスラム信者といっても、狂信的な人から距離を置いている人まで様々。同じ神を信じていても、これだけすれ違ってしまうのか…。宗教の問題は奥が深いので、軽々しく発言もできないのだが、たとえ宗教感が違っても、人は人とつながれるはず。
ルナとアマルもきっといつかはわかりあえる。そんな未来を予感させる映画だった。

テーマ : ブラジル
ジャンル : 海外情報

ヨコハマ・フットボール映画祭2/25,26日に開催!コロンビア発のドキュメンタリー『二人のエスコバル』、ウルグアイWカップが舞台の『モンテビデオ』等、コアな作品が上映されます!

横浜のジャック&ベティで、ヨコハマ・フットボール映画祭が開催されています!

コロンビア発のドキュメンタリー映画『二人のエスコバル LOS DOS ESCOBAR』(ジェフ・ジンバリスト、ミカエル・ジンバリスト監督)は、Wカップの敗戦で戦犯扱いされ殺害された悲劇のサッカー選手エスコバルと、悪名高き麻薬王パブロ・エスコバルにスポットを当てた社会派ドキュメンタリー。
ウルグアイで開催された第1回Wカップでベスト4に輝いたユーゴ代表の結成秘話に迫った青春映画『モンテビデオ』も見逃せません!

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プロフィール

bossa

Author:bossa
映画&カルチャー・サイト「BOSSA CINE CLUB
管理人&編集ライター。
2007年より2年間、ブラジルのサンパウロで、南米の音楽&映画にどっぷりつかる日々を送る。

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